オリジナルのエコバッグとポリ袋のどちらを選ぶべきか

エコバッグ12

レジ袋の配布をできなくなった影響で店舗販売をする現場では持ち帰り用の袋をどうすべきかが大きな課題になっています。有料で販売することはできるので、ブランディングも考慮してオリジナルのエコバッグかポリ袋を作ろうと考えることも多くなりました。

この二つで迷ってしまったときにはどちらを選んだらコストパフォーマンスが良いのでしょうか。

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店舗販売ではどちらか一方は準備が必要

店舗販売を促進するためにはそもそもエコバッグかポリ袋が必要なのかを一度は考えておいた方が良いでしょう。今まではずっと無料でポリ袋が提供されていたので、多くの人は自分で持ち帰り用の袋を用意せずに店舗に行っていました。

しかし、政府によってレジ袋の無料配布が禁止されて、袋の有料販売が始まってからは袋を持参する人が増えてきています。ただ、100%の人が袋を持参しているわけではなく、その都度ポリ袋を購入している状況があるのも事実です。

そのため、販売店としては何か持ち帰りに使える袋を用意して販売していなければ、顧客を逃してしまうリスクが高くなります。エコバッグかポリ袋のどちらか一方は必要だと考えざるを得ないでしょう。

どちらもエコな考え方ができる

企業としてはサステナビリティを考えなければならない時代になっています。レジ袋の無料配布が禁止されたのもプラスチックを無駄に使用するのを防ぐための方策です。サステナビリティ重視の政策による影響への対策なので、エコな考え方を持って持続可能な社会を実現するために貢献することは考えなければならないポイントでしょう。

エコバッグとポリ袋でどちらの方がエコなのかというと、エコバッグの方だと考えるかもしれません。しかし、実際には考え方次第で、どちらも持続可能な社会に貢献できると示せる方法になります。エコバッグの場合には何度でも繰り返し利用できるからエコだと判断されています。

ただ、ポリ袋も丈夫なものなら何十回も使うことができるでしょう。薄手ですぐに捨てられてしまうものではなく、厚手でしっかりとしたオリジナルポリ袋にすれば問題はありません。また、エコバッグにもポリ袋にも結局はプラスチックが使用されています。

エコバッグのエコというのはあくまで繰り返し使えるからエコになるという意味で、バッグがエコな素材で作られているわけではないのです。むしろ、ポリ袋については植物由来のプラスチックを使用しているものも登場してきています。

持続可能な社会を実現するという意味ではポリ袋の方が良いという考え方も可能なのです。

コストを考えても一長一短

持ち帰り用の袋としてのコストの低さを販売店の方から見てみるとどうなるのでしょうか。実はオリジナルエコバッグとオリジナルポリ袋を比較してみるとコスト面も一長一短です。どちらもどのような形で業者に発注するかによって価格にはかなりの開きがありますが、エコバッグなら百数十円~千円くらい、ポリ袋の場合には数円~十数円くらいが単価の相場になっています。

この価格差を見ると圧倒的にポリ袋の方が安く見えてしまうでしょう。しかし、消費者が袋を持っていなかった、足りなかったと気づいたときには安い方を買うのが一般的です。そのため、常備しなければならない枚数はポリ袋の方がかなり多くなります。

売れたときに利幅をどのくらい取るかによってコストパフォーマンスには違いが生じますが、持ち帰り用の袋という位置付けなら原価に近くすることになるでしょう。販売による利益がほとんどないか、原価に対する割合が一緒だとすればほとんど違いがないことが多いのです。

ただ、販売している商品の種類や業種によってどちらが好まれるかも異なるので注意は必要です。

ブランディングにもどちらも有効

ブランディングに活用する目的でオリジナルの袋にしようとしている場合にはブランディング効果の高さも比較しておくべきポイントでしょう。ブランディング効果では以前からエコバッグが効果的と言われてきました。購入してもらえれば、普段から色々なシーンで使ってくれるケースが多いからです。

ただ、ポリ袋も同等のブランディング効果を得られる可能性が十分にあります。何回も使えるくらい丈夫なポリ袋にすれば、別の買い物の機会にも使ってくれる可能性が高くなるからです。単価が安い分だけ多くの人に買ってもらえると期待できるのもポリ袋にする魅力でしょう。

1枚あたりの寿命は短いかもしれませんが、より広範囲にブランディング効果を広げられるのはポリ袋のメリットです。

今後のニーズを考えても優劣はない

これから長期的に持ち帰り用の袋として提供するものをエコバッグにするかポリ袋にするかを決めたい場合もあります。その際には今後のニーズを考慮して選択する必要があるでしょう。現状としてはどちらも購入しようと考える消費者が大勢います。

まだ買い物のときに持ち歩くエコバッグを持っていない人も多いので、購入したいと考える消費者も決して少なくありません。袋を持参せずに買い物に行ってしまう人もたくさんいるため、有料のポリ袋を購入する人も大勢います。

しかし、将来的にはこの状況が続くとは限らないため、長い視野で考えてどちらが優れているかを考えるのも重要なのです。今後のニーズについてもエコバッグとポリ袋ではほとんど優劣はありません。今までずっと袋を持たずに買い物に行くのが習慣だったから変えられないという人もいます。

買い物に行く目的で外出したのではなく、出先で店舗に立ち寄ることもあります。そのため、必要数に変動が生じる可能性はありますが、安価なポリ袋が欲しいという消費者は長期的にも残ると考えられるのです。一方、エコバッグについても長年使用していると買い替えが必要になります。

最近では行先に合わせて違うエコバッグを使用したり、ファッションとの調和性を考えたりする人も増えてきています。そのため、消費者がエコバッグを買って持っているからもう売れなくなるという状況になることもまずないと考えられるのです。

エコバッグとポリ袋は現場に合わせて選ぼう

一般論として考えてみるとオリジナルのエコバッグとポリ袋のどちらを作ったら良いかは甲乙つけがたい状況になっています。重要なのは現場に合わせて選ぶことです。消費者目線で考えて、エコバッグとポリ袋のどちらがあると喜ばれるのかを検討してみましょう。

消費者がお金を払ってでも買いたいと思う方を選ぶのが最も大切なのです。